COBOLで管理する銘柄情報システム開発業務の経験談|求人情報

COBOLで管理する銘柄情報システム開発業務の経験談_求人情報

銘柄情報システムの特徴について

銘柄情報システムは株式や金融商品に関連する情報を企業が管理するためのシステムで、具体的な機能と特徴は以下になります。

金融商品に関する情報の収集:各企業の株式や債券などの金融商品に関する情報を収集する機能です。具体的には企業の財務情報、業績データ、株価情報や取引量などの情報の収集や蓄積を行うことができます。

データの分析と評価:収集した金融商品に関する情報を分析し、該当企業のパフォーマンスや市場動向を評価します。この分析、評価結果をもとに金融機関や投資家は、金融商品の各銘柄の評価やリスクの把握を行うことができます。

ポートフォリオ管理:金融機関や投資家が保有する各銘柄の管理を支援します。各銘柄の価値の推移や追跡、リスク管理、パフォーマンス管理を行うことができます。

報告と通知機能:銘柄情報システムで各種分析したデータや取引結果など、投資家や企業が必要な情報を通知し、共有する機能を持ちます。定期的なレポートやダッシュボード、アラートなどの機能も含まれます。

このように銘柄情報システムは、投資家や金融機関、企業にとって重要なツールとしての役割を担っており、効率的な情報管理と意思決定を支援する特徴を持ちます。我々はこれらの銘柄情報システムの開発・維持を担っており、多くのお客様の業務を支援しています。

お客様のかかえる課題

銘柄情報システムに関わるお客様は、適切なデータ管理と更新のプロセスの確立、セキュリティ対策の強化、使い勝手など、システムの課題に対してどのように対応したらいいか、日々検討、見直しを行っています。

例えば、株式や債券、投資信託などの金融商品に関する情報は流動的で、できる限りリアルタイムなデータと情報の正確性や信頼性が非常に重要になります。誤った情報や遅延した情報が実際に利用するユーザに提供されないように、どのようにシステムに情報を反映させるか検討します。

また、銘柄情報システムは金融商品という重要な情報を取り扱うため、セキュリティの確保が重要になります。不正アクセスやデータ漏洩などのセキュリティインシデントが発生すると、顧客の信頼を損なうだけでなく、法的な問題も引き起こす可能性があります。適切なセキュリティ対策を進めるのも重要な業務です。

我々はこれら銘柄情報システムの課題に対応するために、関連するシステムやユーザを巻き込み、お客様と共に最適なソリューションの検討およびシステム改修を行っています。また、システムのユーザビリティについても見直しを行います。スマートフォンを始めシステムの利用形態は時代と共に変化します。それら変化に対応するのも我々の業務になります。

お客様の課題に対するシステムの貢献

銘柄情報システムに対して、私たちがシステム開発でどのように貢献しているかご紹介します。銘柄情報システムは株式、投資信託、債券などの金融商品を取り扱うことからもわかる通り、古くからシステム化が行われています。

課題のところでも取り上げたリアルタイムなデータと情報の正確性に対応するために、我々はデータの入手プロセスの把握と改善を検討するとともに、実際のシステム開発においては大量データの処理に適したCOBOL言語を用いることで対応を進めています。日々大量のデータが発生するためそれに適したプログラム言語によるシステム開発が重要になります。

また、銘柄情報システムは投資家や金融機関の多くの利用者が利用するため、システムのユーザビリティ、使いやすさの改善についても対応します。情報の検索や分析、取引の実行などをスムーズに行えるように設計する必要があり、スマートフォンを始めとしたスマートデバイスなど新たな機器にも対応しています。

このように私たちはお客様と共に銘柄情報システムの課題について共通認識を持ちつつ、対応についても提案を行っています。システム開発だけではなく、システムの運用、データの活用の観点でもお客様をリードするなど幅広く支援させていただいています。

私たちの職場環境について

銘柄情報システムは証券会社と取引経験のある方であればシステムの概要についてイメージしやすい業務ではないでしょうか?私たちは銘柄情報システム以外にも証券会社で利用される多くのシステム開発を任されていますので、開発経験を他のシステムでも活用していける環境があります。

実際のシステム開発において使用するプログラミング言語はCOBOL言語になります。COBOL言語は業務担当者でも利用できるように開発されたプログラミング言語のため開発経験のない方でも学びやすい言語となっています。また、職場にはCOBOL言語の開発経験者が多数在籍していますのでわからないところも確認しながら開発することができます。

開発についてはオフィスでの開発はもとよりリモートでの開発も可能になってきています。会議もウェブ会議が主流になってきており、場所を選ばずコミュニケーションをとることが可能です。いろいろな働き方ができるため、ご自身の希望に沿った開発方法が選択できる職場環境になっています。

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