COBOLを使った証券取引所関連システム開発の体験談|求人情報

COBOLを使った証券取引所関連システム開発の体験談_求人情報

証券取引所関連システムの特徴について

証券取引所関連システムは、証券取引を円滑に行うために導入されたシステムで、主に以下のような機能、特徴を持っています。

取引機能:証券取引所での株式や債券などの取引を行うためのシステムで、注文の受付や約定、清算などの機能を提供します。

情報配信機能:市場データや企業情報などの情報を提供するシステムで、投資家や取引参加者に市場の動向や情報を提供します。

監視機能:市場の監視や規制を行うためのシステムで、不正取引や規制違反の監視を行います。

決済機能:取引の決済や精算を行うためのシステムで、取引の精算や決済を円滑に行います。

このように証券取引所関連システムは証券取引の運用に欠かせない機能を持っており、我々はそれら取引所関連の多くのシステムの開発、改善、維持を担っています。円滑な取引と効率的な業務運用を実現するために日々お客様と課題に対する擦り合わせを行いながら業務を行っています。

お客様のかかえる課題

証券取引所関連システムに関わるお客様は、高度なセキュリティの実現、高速な取引処理、リアルタイムな情報提供などを実現するためにどのような対応を進めるか日々検討、見直しを行っています。

例えば、セキュリティ面では日々多くの取引が行われる中、情報漏えいや不正アクセスなどのリスクを最小限に抑えるために、厳格なセキュリティ対策を施しています。取引データや個人情報などの機密情報を保護するために最新の暗号化技術やアクセス制御も導入します。

また証券取引所では数多くの注文がリアルタイムで処理されるため、高速かつ信頼性の高い処理能力を持ったシステムを導入しています。取引の約定や精算が迅速に行われることで市場の流動性が確保され、効率的取引を可能にします。

さらに市場データや企業情報などを取引参加者にリアルタイムで提供することにより市場の公正性が確保され、投資家や取引参加者にとって信頼性の高い取引環境を実現しています。

私たちのお客様は投資家や取引参加者にいかに安心して取引を行っていただくか日々検討、見直しを行っており、我々はそれらの課題に対応するための対策の検討を行うとともに、システム改修にもつなげていきます。

お客様の課題に対するシステムの貢献

証券取引所関連システムに対して、私たちがシステム開発でどのように貢献しているかご紹介します。証券取引所は古くからシステム導入が進んでおり、今なおそのシステムの改修、改善を行いながら維持されています。

システム開発に利用されているプログラミング言語はCOBOL言語になります。COBOL言語は大量のデータを取り扱って処理することに優れたプログラミング言語で例えば情報配信のためのデータの加工、編集などを得意とし、不正取引などないかのデータチェック、監視なども行っています。

また証券取引所は規制遵守の重要性を重視しており、健全性や公正性を保つために定期的に規制の導入や見直しがされています。それらの規制に追従していくこともシステム担当の役割になります。規制当局との連携もあり、必要な情報についてはいつでも提供できるような仕組みについても準備しています。

このように私たちは証券取引所で安心して取引いただくために、システム改善を日々行っており、時代の流れで変化する規制を始め、様々なシステム環境の変化に追従するための対応を日々行っています。

私たちの職場環境について

証券取引所関連システムは株式や債券などの取引に関係するシステムになりますので、証券取引の経験のある方であればシステムが保有している機能についてはイメージしやすいものになっているのではないかと思っています。

システムは先程もご紹介したCOBOL言語で開発されています。証券取引所関連システムには多岐に渡りますがCOBOL言語中心に機能開発、改善を行いますのでCOBOL言語の経験者であれば1つのシステムだけでなく複数システムに渡ってご活躍いただける環境になっています。COBOL言語未経験者でも心配は必要なく、有識者が多数在籍していますので、COBOL言語によるプログラム開発を学びながら業務いただけると思います。

作業環境は出社して顔を合わせながら進めることもできますし、ウェブ会議等リモート環境で進めることもできます。出社とリモートを組み合わせて業務いただくことも可能です。ご本人の重視する作業環境に合わせて業務が進められるのも我々の職場の特徴になっていると思います。

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