生命保険会社のALMを支える COBOL 有価証券システム開発・維持保守の業務体験|求人情報

有価証券システムの特徴について
有価証券システムというと証券会社が持つ有価証券の売買を中心としたシステムのイメージを持たれます が、生保業界の有価証券システムはそれらに加えて資産(Asset)と負債(Liability)を一体で管理する ALM(Asset Liality Management)前提の資産管理機能を持つシステムになります。
生命保険会社で ALM の資産は国債や社債、外国債などの運用資産を指し、負債は将来支払う保険金・年金 のことを指します。将来支払うお金に合わせて資産を組み立てることを支援するシステムと考えるとイメー ジに近いと思います。機能としては主に以下になります。
キャッシュフロー予測:保険期間は 20 年~終身と長期にわたり顧客への支払いが発生するため、将来保険 金が支払えるかが重要になります。負債の金利が変動した時には資産のデュレーションを負債に近づける必 要があります。有価証券システムはこれらの管理を行う機能を持っています。
DV01 管理:金利 1bp 変動時の損益影響を資産・負債双方で把握する機能を持ちます。これら機能を利用 して短期~長期の将来の資産・負債のシミュレーションを行うことができます。
このように有価証券システムは生保業界の業務にとってはなくてはならない仕組みになっており、私たちは これらのシステムの開発、維持、保守を担っています。お客様の課題をヒアリングしながら日々システムの 改善に努めています。
お客様のかかえる課題
生保業界の有価証券システムに関わるお客様は、数十兆円規模の資産を保有している場合もあり、データの 整合性の確保や市場環境の変化に合わせた対応を行うために、継続的に改善活動を行っています。
例えばデータの整合性の確保は、資産管理を行うシステム、負債管理を行うシステム、会計・経営管理を行 うシステムなど、関係するシステムが複数存在する場合に必要になります。それぞれのデータの整合性を保 つための機能を開発する事もあります。データの鮮度を上げるための改善や処理時間を短縮するための改善 などを検討したりします。
また市場環境の変化への対応も重要です。例えば低金利の状況から高金利へと金利が上昇することになった 場合に、負債の含み損が拡大したり、ヘッジコストが増えたりと、計画している想定から外れることが懸念 されます。それら変化する環境に対して、対応をシミュレーションしたり、必要な対応を上申したりするこ とも行っています。
私たちは有価証券システムに関わるお客様が適切にシステムを運用できるように日々システムの利用につい てお客様と検討すると共に、日々変化する市場環境の認識合わせを行いながら、お客様と一緒にシステム課 題への対応を行っています。
お客様の課題に対するシステムの貢献
有価証券システムに対して、私たちがシステム開発でどのように貢献しているかご紹介します。生保業界の 有価証券システムは保険という長期に渡る商品を取り扱うことからわかるように 20 年以上前に構築された システムである事が多いです。
古くから存在するシステムではホストと呼ばれる基板上でシステムが開発されていることが多く、機能につ いても各保険会社に合わせて個別カスタマイズされた状態であることが多いです。つまりレガシー化、ブラ ックボックス化が進んだシステムになるため、システムを理解する技術者の確保や開発に利用される COBOL 言語などのプログラミング言語が扱える技術者を確保できるかが重要になります。
システムは国際会計基準などの法・制度、基準の変化への対応が必要になることが多いですが、そのような 特徴のあるシステムに対しても私たちは長年生保業界のシステムを扱っていることから、システムの作りに 合わせて適切にシステムの改修範囲を特定し、改修内容をまとめることができます。プログラミング言語で ある COBOL 言語についても技術者が多数在籍しておりますので、適切なタイミングで技術者の提供も可能です。
私たちは有価証券システムを中心にお客様のご支援をさせていただいていますが、それ以外の保険業界のお客様のシステムなど 広く担当しておりますので、お客様の課題に対応できるシステム提案を行うことができます。
私たちの職場環境について
有価証券システムは有価証券の売買機能が一般的なイメージになりますが、資産・負債管理という点ではあ まり馴染みのない機能を持つシステムではないかと思います。どのシステムでもそうですが、このような一 般的には馴染みのないシステムに対しても私たちはさまざまな業務経験のある開発者が在籍していますの で、業務に必要な知識を少しずつ理解しながら仕事を進めることができます。
開発に利用するプログラミング言語についても同様です。COBOL 言語は古いプログラミング言語になりま すので、初めて開発するにはなかなか不安になるものですが、長年開発を行ってきたスタッフが多数在籍していますし、 参考になるプログラムも多数活用することができますので、技術的な要素も少しずつスキルア ップしていただきながら業務進めていただくことができます。
開発場所についてもフルリモートによる開発も可能になってきております。ご自身の生活環境に合わせた開 発が行える職場であることも私たちの職場のメリットであると考えています。興味を持っていただけた方は 是非気軽にお問い合わせいただければと思っています。
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