お客様の業務について
まず私たちのお客様であるクレジットカード会社の業務についてご紹介します。クレジットカードは元々つけ払いから誕生したと言われています。分割払いやリボルビング払いと言った支払い方法を選択できるのが特徴で、それにより販売機会の損失を防げるメリットがあり、多くの企業でクレジットカードが活用されています。
国内で発行されているクレジットカードの枚数は3億枚とも言われています。皆さんがもたれているクレジットカードも2枚、3枚当たり前に持たれている事でしょう。クレジットカード会社は、クレジットカード決済を導入しているお店から手数料をいただく事が業務になります。消費者がお店で商品やサービスを購入すればするほど手数料をいただけるため、カードにポイントや保険機能を付帯させたり、会員特典をつけたりする事でカードの利用を促進しています。
このように私たちのお客様は、一般消費者に対しては現金を持つ事なく商品やサービスを購入する機会を作り、お店に対しては商品の販売機会損失を防ぎ、利用促進する役割を持っています。私たちの仕事は、それらカード発行やポイント管理をシステムでサポートする役割になります。
お客様を支える私たちの仕事について
私たちの業務について具体的にご紹介します。クレジットカードはその発行枚数からもわかる通り、日々膨大な数、カードが利用されています。これら大量のデータを取り扱う事からもプログラミング言語はCOBOL言語が最適であり、長年の取引による実績、信頼性からも、第一線で活用されるプログラミング言語になっています。
クレジットカードシステムにはカード発行を行うシステムの他、カード発行前に行われる初期審査、さらにクレジットカード決済を採用している会員情報・加盟店情報の管理・利用管理、さらにはギフト・ポイント管理など様々な分野でシステム化が行われており、日々機能追加、改修が行われています。また、クレジットカード決済を扱う上で最も重要な不正検知などのセキュリティ対策についても当社が携わっています。
近年はインターネット取引においてクレジットカードの利用が増えてきており、さらにはスマートフォンによる決済も一般的になっている事から、それら利用に対応するシステム開発が多くなっている状況です。利用者に安心いただけるシステムの提供を日々心がけながら業務を進めています。
将来も継続して利用されるクレジットカード
近年は現金を持ち歩きたくない、クレジットカードでポイントを貯めたい、インターネットで商品を購入するためにカードが必要など、クレジットカードのニーズは高まるばかりです。取り扱い量が増えるという事はそれだけさらに便利に利用いただくための機能追加が行われる可能性があり、システム開発も継続的に行われる事が予想されます。
政府が2019年から2020年まで行なっていたキャッシュレス・ポイント還元事業もクレジットカード会社にとっては追い風で、電子マネー決済やQRコード決済など様々なサービスが登場していますが、いずれもクレジットカードとの連携が行われており、それによるシステム対応も必要になっている状況です。
新しいサービスとの連携が行われる一方で、古くから活用されているCOBOL言語で作られた仕組みをいかに維持し、セキュリティを始めとしたシステムの信頼性を継続できるかは重要な課題になっており、是非そのようなノウハウを持たれた方と出会える事を心待ちにしています。
職場環境について
クレジットカードに関係する多くのシステムに携わっていますので、ご自身の経験に近い仕組みに携わっていただく事ができます。また身近に感じられる商品になりますので、ご自身の興味のある分野についてご相談いただいてもいいかもわかりません。
プログラミングはCOBOL言語が中心になりますが、職場メンバーはCOBOL言語に精通したメンバーばかりですので、プログラミングノウハウについても吸収しながら業務を進める事ができますし、業務ノウハウを持つメンバーと協力しながら業務に従事していただけます。
必要なスキルはCOBOL言語の基礎知識及び、設計書やCOBOL言語のプログラミングの解析経験、国内外のシステムと行うデータ連携などの経験があればすぐにでも現場でご活躍いただけるのではないかと思います。
コミュニケーションも取りやすい環境ですので、そういう中で業務を進める事でシステムを理解いただき、共にお客様の業務に貢献していけるメンバーと巡り合えればと思っています。
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